ジンギスカン 本場

これも本場の食べ方!? 道民が語るジンギスカンの調理法(野外編)

ジンギスカンの本場といえば北海道。道民ならほとんどの人がジンギスカンを食べた経験があることでしょう。ジンギスカン鍋を使っての調理、ホットプレートやフライパンでの調理など、さまざまな方法で調理するのが一般的なイメージでしょうか。

ジンギスカンの本場、北海道で生まれ育った筆者の実家にも確かにジンギスカン鍋はありましたが、あまりジンギスカン鍋を使った記憶はありません。どちらかというと野外でのバーベキューの際に一緒にジンギスカンも焼く、というイメージがあります。

そこで今回は正統派とは呼べないかもしれませんが、これも本場での食べ方の一つということで、バーベキューでのジンギスカンについてご紹介します。この記事を通して、ジンギスカン鍋だけがジンギスカンの本場の食べ方ではないということを知ってもらえれば幸いです。

なお、ここでのバーベキューとは炭火を用いたものかつ、家の庭などで行うことを指します。夏の北海道では、休みの日になると一軒家の庭やベランダなどでバーベキューセットを出し、バーベキューを楽しむ風景がかなりの確率で見られます。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:準備

野外での調理の際は、ジンギスカン以外の食材も自由に用意しましょう。ジンギスカン鍋を使用する場合であれば、本場の味を楽しむための野菜としてもやしは欠かせないのですが、バーベキューの際はあまり使いません。炭火で焼く際はカボチャや玉ねぎ、ピーマンあたりがおすすめです。

お肉も羊肉に限る必要はないので、食べたいものを用意してください。ただ、ジンギスカンは火加減の都合で後半に焼くのをおすすめしますので、ジンギスカン以外の食材を用意しすぎないように気を付けましょう。

ちなみに、ぜひ準備してほしいおすすめの食材は塩むすびです。塩むすびとジンギスカンの相性はとてもよく、本場の味としてどの調理方法でも用意することが多いのですが、バーベキューの際に食べる塩むすびとジンギスカンの相性は抜群です。ジンギスカンと一緒に炭火で焼くことで、本場の味を存分に味わうことができます。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:焼く際の注意

ジンギスカン鍋などで調理する際は、ジンギスカンのつけだれも調理の際に使うことで本場の味を演出しますが、炭火では火が消えてしまうので、あまり必要としません。

バーベキューで焼く際に特に注意してほしいことは火加減です。炭火を起こしてすぐの強火でジンギスカンを焼いてしまうと焦げたり網にくっついてしまったりしやすくなります。また、強火で焼くことであっという間に火が通ってしまい、お肉がかたくなってしまうこともあるため、火が落ち着いてくるバーベキューの後半に焼くようにしましょう。

ジンギスカンは焼きすぎないことが本場の風味を損なわないための一番のポイントですので、一度網の上に置いたらあまりお肉に触らないことと、両面に焼き目が付いた時点で網からおろしても問題ないということを覚えておきましょう。

また、ジンギスカンをはじめとしたラム肉全体の特徴として、冷めると臭みが出やすくなるというものがありますので、焼きたての熱いうちに食べてください。そうすることで本場の味を楽しむことができます。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:実食

お肉に火が通ったら食べられますので、どんどん食べていきましょう。味付きのジンギスカンの場合はそのまま食べられます。後付けタイプのジンギスカンであればお好みのジンギスカンのたれや焼き肉のたれを付けて食べましょう。このジンギスカンのたれは北海道民の中でも好みが分かれるのですが、どれも本場の味ですので、いろいろと試してお好みの味を見つけてください。

炭火によってうまみがアップした本場のジンギスカンの味が楽しめます。野菜や塩むすびも一緒に遠火で焼いていくと、ジンギスカンのうまみと炭火の効果でとても美味しく食べることができます。ジンギスカンのたれの味がついた野菜というのもまた、本場の味の一つです。

ちなみに味付きのジンギスカンをジンギスカンのたれに付けて食べるというのも美味しい食べ方です。当然味がとても濃くなりますので、野菜や塩むすびなども一緒に食べることをおすすめします。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:片付け

バーベキューで本場のジンギスカンの味を楽しんだ後はしっかりと片付けをしましょう。ジンギスカンの脂は放置すると固まってしまいますので、洗いやすくするためにお湯につけておくことをおすすめします。

使った網は必ず洗いましょう。またバーベキューで本場のジンギスカンの味を楽しむためにも、しっかりと油汚れや焦げ付きを落としてください。炭は適切に処理し、火事を起こさないようにしましょう。大きく塊で残っていれば次回以降も使えますので、炭は大切にしてください。

余ってしまった食材は冷蔵し、早めに食べましょう。後述しますが、次の日に食べるジンギスカンもまた美味しいですよ。お店では食べられない本場の味の裏メニューをご紹介します。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:次の日

バーベキューでジンギスカンを焼いた後、焼いたけど余ってしまったジンギスカンやおにぎりを温めなおして食べるのも本場の味の一つと言っていいでしょう。お店で食べる味が本場の味ならば、こちらは裏メニュー的な存在です。

もちろん焼きたてのときに比べれば風味はぐっと落ちてしまうのですが、なんだか安心する味で、これを食べるとやっぱりジンギスカンっておいしいなあ、と再確認できます。

これはお店では味わえない本場のジンギスカンの食べ方です。しなしなになった野菜やジンギスカンを温め、お好みのジンギスカンのたれをつけて食べましょう。なお、臭みが出ないように少し強めに温めることをおすすめします。

はじめてジンギスカンを食べる、という人にはおすすめしにくいのですが、これも北海道に暮らす人にとってはなじみ深い本場の味なのです。

バーベキューでのジンギスカンの食べ方:まとめ

今回は、北海道民である筆者が、ジンギスカンの本場北海道の一般家庭で行われるバーベキューでのジンギスカンの楽しみ方についてご紹介してきました。

ここまでの内容をまとめると、

・バーベキュー用にジンギスカン以外の肉や野菜を自由に用意する、おすすめは塩むすび

・焼くときは火加減に注意し強火で焼かないようにする、バーベキューの後半に焼く

・焼けたジンギスカンは熱いうちに食べる、ジンギスカンのたれはどれも本場の味なのでお好みで

・片付けまでがおうちバーベキュー

・ジンギスカンの裏メニュー、余ったジンギスカンを次の日に温めなおして食べる

となります。

お店で食べる正真正銘の本場の味はもちろん美味しいですが、北海道民が愛してきた、そしてこれからも愛し続けるジンギスカンはこのような形でも美味しく食べられています。北海道でバーベキューの際にジンギスカンを食べる機会がありましたら、ぜひこの記事の内容を参考にしていただければ幸いです。